2018年4月に札響首席指揮者に就任したマティアス・バーメルトは、2024年3月をもって退任します。
音楽をもっと身近に――。
就任以降、バーメルトは札響とともに美しい音作りにこだわりながら、幅広いお客様に音楽を届ける工夫を凝らし、その公演数はのべ59公演(23年度末予定)にのぼります。
新型コロナウイルス感染症拡大のために来日できない時期もありましたが、そのたびに日本へエールを送り、お客様へ向けたメッセージを発信し続けてきました。
任期中の公演はあと3回。
ともに様々な困難を乗り越え、オーケストラとしてさらに成長する札響とバーメルトの、心を込めた演奏をぜひお聴きください。
Matthias Bamert Biography
// CONCERT INFOMATION
■第658回定期演奏会
2024年1月27日(土)17:00開演 / 28日(日)13:00開演
札幌コンサートホール Kitara
指揮:マティアス・バーメルト
テノール:イアン・ボストリッジ *
ホルン:アレッシオ・アレグリーニ *
ブリテン/セレナード~テノール、ホルンと弦楽のための *
ブルックナー/交響曲第6番
■東京公演2024
2024年1月31日(水)19:00開演
サントリーホール
指揮:マティアス・バーメルト
テノール:イアン・ボストリッジ *
ホルン:アレッシオ・アレグリーニ *
ブリテン/セレナード~テノール、ホルンと弦楽のための *
ブルックナー/交響曲第6番
定期演奏会第15回【終了】
定期演奏会第15回【終了】
2023年11月21日(火)19:00開演
札幌文化芸術劇場 hitaru
指揮:マティアス・バーメルト
ピアノ:ゲルハルト・オピッツ*
間宮 芳生/オーケストラのためのタブロー2005
モーツァルト/交響曲第40番
ブラームス/ピアノ協奏曲第2番*
// 6 exciting years with Maestro
バーメルトと歩んだ6年。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ベルリオーズ、ブラームス、チャイコフスキー、ドヴォルジャーク、マーラー、ブリテン、武満…。
バーメルトはこの6年で幅広い時代の様々な作品を取り上げ、その数は93作品に及びます。
『アルプス交響曲』に始まった札響とバーメルトの山登りは、ブルックナー6番で一区切り。
一緒にみることのできた色とりどりの風景を胸に、札響はこれからも皆さまに広く音楽を届けてまいります。
なお、バーメルトは来シーズン、2025年2月第667回定期演奏会への出演が決まっています。どうぞお楽しみに。
// Messages to the Maestro
バーメルトへのメッセージをお寄せください。
次のハッシュタグをつけて投稿、あるいは札響公式アカウントあてにメッセージをお送りください。
・X(旧Twitter)「 #バーメルト #札響 @sapporosymphony 」
・Instagram「 #バーメルト #札響 @sapporo_symphony 」
聴いた(聴くしかなかった)演奏会だったけど。60周年だった2021年9月の定期(「未完成」とブルックナー「7番」)も,印象に残ってます。「未完成」が,終わったとき。かなりボロボロに泣いてました。バーメルト先生,ほんとうにありがとうございます!
あなたと札響が奏でる自然で美しい音楽が大好きです。オーケストラの、音楽のすばらしさを改めて教えてくれた、この数年でした。本当にありがとうございました。
どうか、これからもお元気で、また北海道に、Kitaraに来てください!!
ありがとうございました。
しかし率直に言えば、バーメルトの演奏が聞けなくなることは非常に心惜しく、残念です。
それほどバーメルトの存在は大きく、一人の聴衆として魅了されていました。
繊細で理知的、端正でありながらあたたかみのある音楽を、疫病をはじめとるする困難な時代に、我々に届けて下さってありがとうございます。
「秘密の花園」と評されていた極東の北国にあるオーケストラを美しく咲かせて下さったのは、あなたの誠実さと熱意、知性でしょう。
6年間の尽力に心より感謝申し上げ、また札幌に来ていただける機会を願っております。
Your assured way of conducting has been very impressive, and I will not forget it ever.
Please come back to sapporo in near future, I am looking forward to welcoming you here in sapporo again.
Thank you very much for your great contribution!